駆出しPGの留学記

駆出しPGのチラ裏です。

司法試験合否発表と気持ちの整理

  今日は司法試験の合格発表でしたね。合格された方、おめでとうございます。落第されてしまった方、改正法の過去問が蓄積されました。更なる対策で来年は2桁合格です。

 

 実は私も出身の大学院はロースクールで、中退した一人です。といっても、予備に受かったから、とか、超大手企業からオファーが来たから、という前向きな理由ではなく、生活費との兼ね合いから中退しました。

 (これ言うと在籍年次バレそうなんですが)コロナの影響で試験日がずれ込むんじゃないか、という理由での撤退でした。実家とは勘当状態で、卒業してからの生活が成り立たない展望だったんですよね。一応、奨学金や学部生時代からの貯蓄はある程度あったものの、卒業してから5月まででギリギリの予算でした。そんな中、試験がいつになるのか分からない…ということで、えいやーで辞めました。学部時代からの奨学金に更に大学院の奨学金を積み上げていたので、もうそれは大層な借金にもなっていたもので。もう無理ぽ~って感じで辞めました。ある意味損切。

 と、こんなことを書いておきながら、また司法試験に思いを馳せているのはやっぱり未練があるからなのかなあ、とも思ったりしています。予備試験合格も現実的なところだったんで、もしかすれば…と思ったりも。

 

 ただ、当時は(今もですが)頼りになる実家もないし、生きているだけで借金が増えていくとかいう無間地獄状態だったので、半分鬱状態でした。そんな中でする勉強と、今お給料を貰いながらする勉強のどちらが身に入っているかというと、やはり後者です。なんだかんだ撤退したのは損切りとして正しかったのか、それとも勝負する腕が無かっただけなのか、正直分かりません。少なくとも、今は海外の大学で勉強を進めながら毎日SAPを叩いて市場価値を高めようと頑張っています。勝負する腕はまだあると思いたいところです。